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【32517】カーボスターの勉強会 kusakari 13/12/2(月) 21:56 [未読]

【32519】カーボスターのメリットは? kusakari 13/12/2(月) 22:27 [未読]
【32532】Re(1):カーボスターのメリットは? ヌーボー21 13/12/6(金) 7:31 [未読]
【32536】Re(2):カーボスターのメリットは? kusakari 13/12/6(金) 16:55 [未読]

【32519】カーボスターのメリットは?
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 kusakari  - 13/12/2(月) 22:27 -

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   実は、把握できている医師はそんなにはいないでしょう。

日本平均のHDならば、どんな透析液を使ってもそんなに問題になることは起き得ないですからね。ただ、普通のHDでも、微量の酢酸が耐えられない患者さんは数%居ます。
そんな患者は自分の所には居ないと言っている方は、患者をきちんと診ていないと白状している様なものです。

カーボスターのメリットは、  血圧が下がらない。 つまり、高効率透析にしやすい、透析中の血圧の破綻が起こりにくい・・・です。

という事は、無駄な水をきっちりと除水できる。透析中に血圧が下がりにくいので、透析中に血圧が下がる事を懸念せずに、日常的に(非透析時の)血圧を下げる治療が出来る。⇒心筋梗塞や脳卒中のリスクを下げる事ができる。

【32532】Re(1):カーボスターのメリットは...
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 ヌーボー21  - 13/12/6(金) 7:31 -

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   ▼kusakariさん:

3時間QB200から6時間QB300 多くの患者さんが 4時間QB240

の透析施設なら カーボスターを使用する場合 正規の濃度調整になると思います。

この施設で 長時間高効率の透析を行なうには 重炭酸35では 過アルカリの問題がでてきます

透析室の患者さん全員を 高効率の透析にしてもらい 重炭酸濃度を下げることで 長時間高効率

の患者さんも カーボスターで透析できるようになるのではないでしょうか。

重炭酸+少量の酢酸の透析液で 長時間高効率の透析を行なえば 透析中 後 の酢酸濃度は より

上昇して 血圧低下のリスクが高くなることは 想像できますが 実際に長時間高効率の透析を行な

えば 血圧低下になる患者さんは 増えるのでしょうか。

それとも 少量の酢酸では 長時間高効率の透析を行なっても 酢酸濃度は 上昇するけど 許容で

きる濃度上昇にとどまるのでしょうか。

酢酸は 炎症性サイトカインを誘導するとも 聞きますので 出来れば 無酢酸の透析をしたいです

が クエン酸Ca の心配も残ります。

【32536】Re(2):カーボスターのメリットは...
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 kusakari  - 13/12/6(金) 16:55 -

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   ▼ヌーボー21さん:

血圧が下がりにくいです⇒より、効率を上げられる。
そして、非透析時の血圧をより低く維持できます。

ごく数%で、8mEq/L程度の酢酸でも『苦手』、つまり、血圧の下がり方が大きいとか、痒みが出るとか、最近転院してきた方は頭痛が出ると。
トータルで、そういう、明らかに酢酸が苦手な患者は10%もいないとは思いますが。

透析中の血圧の下がり方に関してはかなりの割合で違います。


当院ではカーボスターの重炭酸イオン濃度を32程度に下げています。

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