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     |  | ▼希望さん: >小生の病院の都市伝説(地方病院の伝説)
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 >・ヘマトが高いと透析効率が落ちる。(長期透析患者の見解)
 
 5%以上とか、極端に高くなければ問題ないでしょう。どこが境い目かは検討したことはありません。
 
 >・寝付けない時は睡眠薬より酒(患者の見解)
 
 良くないでしょう。猪口いっぱい位で済めば大丈夫でしょうけど。
 
 >・ソラナックスは死ぬまで飲んでも害に成らない(医師の見解)
 
 おそらく。
 
 >・酒を飲むならブランデー(蒸留酒で度数の高い)が水分が少ないので良い。(患者の見解)
 
 焼酎でも?  つまみの塩分の方が問題でしょうね。結局喉が乾きますから。
 
 >・ダイアライザーは250ml/分×5時間以上で効率が落ちる。(医師の見解)
 
 大昔のそれは、そういうことがあったかもしれません。 現在の主流のHFKはそういう心配は不要です。
 
 >・細い針で高流量を流すとシャントを傷める。(看護師の見解)
 
 そもそも、高流量取れませんけどね。 シャント自体には問題ないでしょう。
 一番大事なのは穿刺範囲をいかに広く取れるかという戦略的な考え方でしょう。
 
 >・自己管理をきちんとすると長生きする(看護師の見解)
 
 それは大事です。しかし、やりすぎて栄養失調になってもいけません(定義が難しいですが)。
 
 >・リンの値が高いと循環器系の合併症を招く。(看護師の見解)
 
 動脈硬化や動脈の石灰化、心臓弁の石灰化に大いに関与しているでしょう。
 また、リン上昇はpth上昇を招き、事態をより複雑にしますね。
 
 >・体重が増えたときは運動をして汗を流す(患者の見解)
 
 運動は、良いことです。
 
 >・月に1度の体重オーバー、持ち帰りは問題ない(患者の見解)
 
 全然問題ないでしょう。
 ただ、増えすぎることを日常的に行うのは良くないですね。
 
 >・透析量が多いと心臓に負荷をかける(ベテラン透析技師曰く)
 
 どの程度多いかですが、日本平均の倍くらいなら問題ないでしょう。
 もちろん、おおい透析量にたいしての対策も必要です。
 また、患者自身も少しずつ慣れていかなくてはいけません。
 50kg程度の人で、生涯最初のHDが、血流500で8時間なんて、耐えられないでしょう。
 
 30年くらい前の論文で血流が多い人に突然死が多かった様なことを書いた人がいたんですが、死亡原因の考察が曖昧で・・・
 
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