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     ▼kusakariさん: 
>▼のいさん: 
>>カーボスター(総Ca 3.0 mEq/L)とキンダリー3号(総Ca 2.5 mEq/L)は総Ca濃度は全く異なりますが、透析液のイオン化Caでみると ほぼ同様と考えています。 
 
のいさんが言われるようにカーボスターがイオン化Caでほぼ同様なのは、以前に書き込みま 
したが、キレート作用によるクエン酸Caの影響でしょう。PTHはこのイオンに反応するので、 
イオン化Caが一見低くなることも含め、Caの動態(透析膜通過するもの、しないもの)を認 
識し、Caは生体内でどこへいくかを注意し、観察しないといけないとも申しました。 
 
>その,透析液のイオン化カルシウム濃度がきちんと測れないんですね. 
>カーボスターも他の物もです. 
 
確かに透析液のイオン化Caを理論値に近いものが出せるところは無いのでは。Na、K、Clは 
比較的100%に近いものがでます。透析液の調整の確認はこれらを見るのがよいでしょうね。 
 
血液中のCaにおいても患者の動態を認識して、実測かpH補正をかけたものか2通りの測定値 
があるので、イオン化Caが生体にどのような影響を及ぼしているか知る必要があります。 
透析液CaもpHの影響もありますから、測定するときの検体取り扱いには注意を要します。 
 
>>透析中の総Caの動きは無関係と思いますが、たしかに透析前後のイオン化Caのギャップは問題かもしれません。 
 
私も同意見で、クエン酸Caは透析膜を通過すると考えるなら生体への負荷が起こっている。 
クエン酸Caがその後、生体内でどの様に代謝されるか、代謝されるのなら、はずれたCaがど 
うなるかの検証は絶対に必要でしょう。 
骨にほとんど存在する(99%)Caが、透析においては高だか2.5〜3.0mEq/Lの範囲で議論して 
いるわけですが、されどCaです。少しの変動で筋痙攣も起これば、血圧低下も起こります。 
 
>>ならばCDDSでは3号と4号を混ぜて 総Ca 2.625 mEq/Lがベストというかベター。 
 
いいですねぇー。あくまでもセントラル。 
 
>以前,2.5mEq/Lのキンダリーを使っていましたが,透析前の血清Caを多少高めに維持しても,透析中に三がりますから,それは結構しんどそうでしたよ. 
 
されど0.5mEq/Lの差です。3.0からいきなり2.5mEq/Lはつらいでしょう。kusakariさんが今の 
治療をスポーツカーでのろのろ走るようなものと例えられるように、私も車を例に。新車で 
慣らし運転が必要なように、3.0→2.75→2.5の段階的変動で、のいさんの2.5推奨もありかと 
思います。活性型VitD製剤は必須。 
kusakariさんが2.5を試された当時からすると、今はランタン、シナカルも出てきたように 
(車で言うとナビシステムで目的地を目指す)、色々なアイテムで使いこなせるようになっ 
たのでは。 
 
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