| 
    
     |  | ▼kusakariさん: >ただし,九州のスゴイ所は,
 >
 >長期生存率が圧倒的に高い事です.
 >気候の問題もあるかもしれませんが,圧倒的に高いです.
 >
 >のいさん,何故でしょう?
 
 ご指名、ありがとうございます。
 九州の長期生存率が本当に高いのか否かは周知しておりませんが、
 少なくとも、全国と比較して透析時間が長いことは事実のようです。
 
 もし本当に生存率が高いのであるとしたら透析時間が影響しているのではないかと推測します。
 
 長時間透析とは言えないにしても、5時間透析という土壌が20年以上ある。という事実が
 その様な効果をもたらしているのかもしれません。
 
 良いことですので敢えて名前を挙げさせていただきますが、
 おそらくシアトルのスクリブナー先生に師事されたF先生の功績が大きいと思われます。
 (残念ながらわたくしはF先生とは面識はありません。)
 
 F先生のご指導の下、福岡県では5時間透析が当たり前です。(みなさん、間違っていたらゴメンナサイ)
 九州の透析患者さんの生命予後が良いとしたら、以前から比較的長かった透析時間の成果ではないのかと推測します。
 
 今でこそ「長時間透析」などと わたくしレベルの人間が叫んでいますが、
 たとえば佐賀県のM先生は20年以上も100名以上の自施設の患者さんに継続して6時間透析を実践されておられます。おそらく日本で最も古い長時間透析の施設であると思います。
 その施設では素晴らしい生命予後を報告されています。
 今年か昨年だったかの日本透析医会誌(日本透析医学会誌ではありません。)に掲載されていますので、みなさん、ぜひご覧ください。
 
 
 |  |