| 
    
     |  | ▼marsさん: 
 >β2MGの値がHDの時に比べて透析前値で高いまま推移してたこともあり、Qsを100mlで数ヶ月続けましたが全く改善せず、Qdを550mlに上げてようやくほぼ元の値に戻った経緯があります。
 
 HDよりもHDFでβ2MGが高くなるなんて、何らかの設定間違いなんでしょう。
 
 
 >その100mlの際に頻繁に脚が攣って補液を途中で中止せざる得ず、Qdを550mlにする際にQsを50mlに戻しました。
 
 一般的にはQsを増やしたほうがそういう事は起こりにくくなるのですが・・・
 
 
 >まぁ、透析直前に塩分を多めに摂り、透析中の10% NaCl液の添加を増やせば脚は攣らないはずですが、どこか本末転倒な気がして・・・(笑)
 
 本末転倒ですね。
 
 まったく意味がありませんというか、良くありません。
 
 ナトリウム濃度の変化は非常に大きな因子がありますので、透析前が低ナトリウム血症気味で透析後は正ナトリウムになっている事が望ましいと思います。
 
 脚攣り(下肢の筋攣縮)の因子は様々ありまして。血清ナトリウム濃度が下がりすぎる事、血清カリウム濃度が下がりすぎる事、血清カルシウム濃度が下がりすぎる事、血清リン濃度が下がりすぎる事、血清マグネシウム濃度が下がりすぎる事。カルニチン不足・・・・
 
 一番大きな因子は時間当たりの除水量が多い事なのですが・・・これは除外できそうな?
 
 
 それら、様々な事を考慮しないといけません。
 
 維持透析の現場は、安穏としているわけじゃないのですけどね。
 
 |  |