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     |  | ▼kusakariさん: 
 「【28507】Re(2):だーちゃんって,どちら様でしたか?」でkusakariさんに許可いただきましたので、ちょっと。
 
 >HDFだから,4時間で良いんだって方針の所が儲かるのかあ・・・
 
 オンラインが儲かるとの思いで、これから取り組もうとするなら、もう一度、オンラインを行う条件は何か認識しておく必要が。ただ、このスレに参加の(すーさん、山羊さん、のいさん、もちろんkusakariさん)皆さんは、オンラインは患者さんのためにとの精神で、前回の診療点数でも続けられていたかと。
 
 前回は中医協も国も、オンラインシステムを十分認識していなかった? また保険医療の平等性から積極的ではなかったのかも知れません。今回の診療報酬は有効性も分かってきてupにつながったこともあるのでしょうが、これによって、日本透析医学会(JSDT)の提言をしっかり守る義務が生じました。いいかげんな施設が出てこないために。  JSDTの提言とは、ご存知かと思いますが、
 ・「透析液水質基準と血液浄化器性能評価基準 2008 透析会誌41(3):159-167,2008」
 ・「オンラインHDF/HF治療への使用を意図した人工腎臓装置と水質基準に関し要求される事項(要求事項)の提言.透析会誌42:419-422,2009」
 ですね。そして、製薬業界のHDF補充液と完全に違う無菌性保証が、オンラインはETRFで行うので、これの管理として、
 ・2011年に出された「エンドトキシン捕捉フィルタ(ETRF)管理基準  透析会誌44(9):977-990,2011」です。
 生菌、ET管理回数も結構なもんです。バリデートを透析液製造所(医療機関)に求められますし(当然ですが)。
 儲かるとの思いで取り入れるより、のいさんの言葉「それでも 長時間やるから 恰好いいのさ!」を少し変えて「それでも オンラインは患者さんのためにいいのさ!」との精神でしっかり管理して行うべきでしょう。
 診療点数を上げたことにより、国もオンラインのシステムをある程度認識したでしょう(?)。
 組織、管理責任者の充実、測定回数を最低限遵守、記録を残す、これらは最低限やらないと、医療監視、場合によっては監査が。
 
 >1の区分にHDF加算(例えば50点とか,100点とか)をしたほうがスッキリしたかな・・・
 
 オフラインHDFは補充液を10L前後使うので、包括になると相当高い診療点数にしないと。そうすると透析液が2Lくらい増えるだけのオンラインはサブ○○○を使うより安く済むから有利。そのため、「慢性維持透析濾過(複雑なもの)」として、HDの分類の包括に組み入れ、少し点数をかさ上げし、水質管理料もすみわけして少し上げたのでは(もう少し高くなるとの予測もありましたが)。
 
 ちょっとのコメントが、まとまりがなくだらだらとスミマセンでした。
 
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